畠(はたけ)過(よ)ぎつて
山山(やまやま)こえて
太(ふと)い電線(でんせん)
走(はし)つてる。
またもひびくは
工事(こうじ)のハツパ
川(かは)は堰(せ)かれる
溪(たに)ァ埋(う)まる。
電氣(でんき)ァ起(お)きよが
役人(やくにん)さまよ
鮎(あゆ)も岩魚(いはな)も
とれませぬ。
(註)ハツパは工事用のダイナマイト爆破。
掲載誌:『民謡音楽』 昭和5年1月 115~116ページ
掲載日:1930.1.1
畠(はたけ)過(よ)ぎつて
山山(やまやま)こえて
太(ふと)い電線(でんせん)
走(はし)つてる。
またもひびくは
工事(こうじ)のハツパ
川(かは)は堰(せ)かれる
溪(たに)ァ埋(う)まる。
電氣(でんき)ァ起(お)きよが
役人(やくにん)さまよ
鮎(あゆ)も岩魚(いはな)も
とれませぬ。
(註)ハツパは工事用のダイナマイト爆破。
掲載誌:『民謡音楽』 昭和5年1月 115~116ページ