③
みえないもの 限りないものは
孤独に堪え切れず
時間にのって
ひょいと 空間を覗き 踊り出して 線になった 点になった
やれやれ と光と影を生む「形」に安坐している
――未来の根元の喚びごえが辿りついてくるまで
(三六・九・二・糸井川近い車中)
掲載誌:『詩と民謡』1961年11月号 19巻5号
掲載日:1961.11.1
③
みえないもの 限りないものは
孤独に堪え切れず
時間にのって
ひょいと 空間を覗き 踊り出して 線になった 点になった
やれやれ と光と影を生む「形」に安坐している
――未来の根元の喚びごえが辿りついてくるまで
(三六・九・二・糸井川近い車中)
掲載誌:『詩と民謡』1961年11月号 19巻5号