「斷章」


寂しさは
抛(な)げ放(や)りし石
小鳥となりて 空を鳴けり


かくも寂しく
雛 巣に在れば
神 芦の葉を鳴らさす

掲載誌:『石』 中山輝詩集 昭和5年9月 94ページ『出顯』